院内紹介
機器紹介
OCTアンギオフラフィー(光干渉断層血管撮影)

- 血管造影剤を使用することなく網脈絡膜の血管画像を描出する検査器械
- 従来行われてきた蛍光造影剤の静脈内注射を行うことなく、非侵襲的に網膜毛細血管を各層別に観察可能
- 糖尿病網膜症や滲出性加齢黄斑変性症、網膜静脈閉塞症といった網膜・脈絡膜の血管関連疾患の診断が簡便かつ精密に行うことができる技術を利用している
硝子体・白内障手術装置

- 白内障と硝子体の手術が1台で
- 2基の吸引ポンプ:吸引ポンプにペリスタルティックポンフプを採用
- ハイスピード硝子体カッター:8,000カット/分の高速駆動硝子体カッター
イエローレーザー光凝固装置

- コンパクト577nmレーザー
- キサントフィルの吸収が少なく水晶体など中間透光体に対する透過率
- 酸化ヘモグロビンに対する吸収率が高い波長をもった装置
- SOLC機能
- スポットサイズを大きく設定しても角膜上のパワー密度を上昇させない機能。
- わかりやすいタッチモニター
- 照射時は画面が自動で輝度をおとし術者の妨げにならない様配慮します。
- 連続可変スポットサイズ
- スポットサイズは連続的に任意で設定が可能50~990μm
ヤグレーザー手術装置

- 360度電動回転式デュアルエイミング
- デュアル・ビーム方式でエイミングを自動回転させることでさまざまな状態の患部組織に対応可能
- 高解像度観察
- 従来に比べ高解像度な見え味
- LED照明を採用し色温度の変化がしにくい照明
- 演色性が高く、従来のハロゲン光源に近い色合い
- ジョイスティックから手を放さずに操作が可能なジョイスティック部のSスイッチ
- エネルギーのアップ/ダウン・エイミングの回転開始/停止
- 見やすいコントロール画面
OCT(Optical Coherence Tomography)(眼底三次元画像解析装置)

- 非侵襲的に網膜の断層画像と視神経繊維層の断層画像を撮影する検査装置
- 黄斑部の断層画像から加齢黄斑変性症 ・黄斑浮腫(糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症に伴うもの)・黄斑円孔 ・黄斑牽引症候群 ・黄斑上膜・ 中心性漿液性網脈絡膜症といった黄斑疾患の診断や、 視神経繊維層の断層画像からは緑内障の診断が可能
- 高速・高感度OCTカメラ:85,000A-Scan/秒のスキャン速度
- 緑内障正常眼データーベースとの比較参照
- アイトレーサー機能による経過観察フォローアップ表示
- 前眼部撮影による角膜厚・隅角撮影が可能
自動視野計

- 緑内障や視神経疾患、頭蓋内疾患などによる視野障害を正確かつスムースに自動的に測定することができる自動的静的視野計測装置
- 豊富なプログラムと自動測定により、緑内障・半盲などの眼疾患による視野欠損・感度低下の早期発見と疾病の継続的経過を測定可能
- 短時間での測定が可能なため、検者・被検者共に負担が少なく正確なデータが得られるのが特徴
角膜形状/屈折力測定装置

- 角膜形状と瞳孔領域内の屈折を測定します。
- Overviewサマリー
- Axialマップ:角膜屈折力
- OPDマップ:眼屈折度
- InternalOPD:眼内の屈折力
- Corneal Navigator角膜の各症例に分類
- 乱視情報・瞳孔情報・徹照像・角膜球面収差・角膜分類・高次収差
- 高次収差を解析し見え方を他覚的にシュミレーションします。
光干渉式眼軸長測定装置

- 白内障手術IOL度数決定時非接触で測定
- 角膜屈折力・眼軸・角膜厚・前房深度・瞳孔径・角膜径の測定可能
- LASIK眼など特殊角膜でのIOL度数計算に
- Camellin&Calossi式・Shammas-PL式
エコースキャン

- Bモード・Aモード測定装置
- Bモード:白内障等によりスリット観察が難しい硝子体混濁・眼底観察をします。
- Aモード:光干渉式眼軸長測定が困難な場合超音波で眼軸長を測定します。白内障手術IOL度数計算します。
スペキュラーマイクロスコープ

- 角膜内皮細胞撮影
- スピーディー撮影・解析
- パラセントラル撮影
オート無散瞳眼底カメラ

- 1,200万画素の高画質眼底カメラ
- 瞳孔径4mm(小瞳孔径モード3.3mm)無散瞳眼底カメラ
- オート切替・オート撮影機能
- 低光量フラッシュ:従来モデルより低光量のフラッシュ
オートレフケラト/トノ/パキメータ

- レフ・ケラト・眼圧・角膜厚の一体型で患者移動することなく測定が可能
- レフ測定:ラージピューピルゾーン測定方式にて中央部分のみでなく最大6mmのソーンの測定を行います。
- アコモドメーター機能:調節力を他覚的に測定
- 眼圧測定:被検者に優しいエアー噴出
- レトロイルミネーション機能:徹照像から眼透光体の混濁の様子が観察でします。
細隙灯顕微鏡 スリットランプ

- LED光源型スリットランプ
- LED光源に特化したスリットランプは、明るく・切れのあるスリット光の提供が可能
- 眼底観察時における視認性の向上と精密な前眼部観察が実現された、明るく・シャープな光学設計を実装。
視力検査装置

- ハイブリッド液晶型視力表
従来の字づまり視力表では表示することができなかった大きな視標(視力値0.03~0.09)を表示可能 - 従来の液晶タイプの視力表では表示できなかった字づまり表示可能
オートレンズメータ

- 眼鏡の屈折力を測定機器
施設基準
当院の施設基準について
当院では、施設基準について以下の届出を行っております。
- 短期滞在手術等基本料1
- 在宅時医学総合管理料および施設入居時等医学
夜間早朝等加算
平日の18時以降、土曜日の正午以降に受付の方は、基本診療料に50点加算されます。
明細書発行体制等加算
当院では患者様への情報提供を積極的に推進していく観点等から、領収証の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行いたします。明細書は行われた検査や手術等の名称が記載されるものですので、その点ご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は会計にてその旨お申し出下さい。なお、窓口負担額のない患者様にも明細書を無料で発行いたします。明細書の発行を希望する方は、会計にてその旨お申し出下さい。
医療DX推進体制整備加算(医療情報取得加算)
当院は「オンライン資格確認」を行う体制を有しており、診療情報(受診歴・薬剤情報・特定健診情報・その他)を取得・活用し、質の高い医療の提供に努めております。
また、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願い致します。
一般名処方加算
当院では医薬品の供給が不安定な状況を踏まえ、一般名処方(主にジェネリック医薬品の処方)をすることで銘柄によらず供給・在庫の状況に応じ調剤し、患者様に適切に医薬品を提供します。
ただし、医薬品の供給状況によっては、お渡しするお薬を変更する可能性があります。
各種指定医療機関について
- 保険医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 難病法指定医療機関
- 身体障害者福祉法指定医配置医療機関
- 指定小児慢性特定疾病医療機関
多焦点眼内レンズに係る選定療養の運用について
当院は多焦点眼内レンズの白内障手術を行う医療機関として届出をしています。
令和2年4月より、術後の眼鏡装用率の軽減を目的とした「多焦点眼内レンズを使用する白内障手術」は厚生労働省が定める選定療養の対象となっています。
選定療養の費用として、通常の診療費とは別に以下の金額をご負担いただきます。
レンズ名 | 選定療養費(税込) |
---|---|
FINE VISION HP | 208,800円 |
Vivinex Gemetric | 208,800円 |
Vivinex Gemetric Toric | 238,000円 |
TECNIS Odyssey | 288,000円 |
TECNIS Odyssey Toric | 318,000円 |
- 選定療養とは
患者様ご自身が選択して受ける追加的な医療サービスで、その分の費用は全額自己負担となります。